久しぶりに生活支援の依頼がありました。
ひとり暮らしの80歳代の女性からです。
「植木鉢に植えてある植物を取り出し、ひとまとめにしてほしい」
玄関脇の歩道に15鉢ぐらいが並んでいました。
既に枯れてしまっているものもあり、
これから、新たに手を加える予定もないとのことでした。
結構大きめの鉢もあり、しっかりと根が張っていそうでした。
とりあえず、上に出ている部分を切り取り、処分しやすく
のこぎりや植栽鋏等で解体していきました。
その後、土と根っこを鉢から取り出し、分別して
燃えるゴミで出せるように植物部分を解体しました。
土は、家の敷地内に敷いていくことになりました。
やっぱり、元気なうちに
今回は色々な事情もあり、家の外周部の整理でしたが、
昨今の生前整理と言うと、家の中だけに目が行きがちですけれども、
建物外周部も手間のかかる箇所であります。
今回は、鉢の処分は対象外でしたが、
依頼主さんが今後、粗大ごみ等で処分していく予定です。
鉢の数が多いので手間がかかることですが、時間的余裕があれば、
必要としている方々に再利用していただくのも
一つの方法であるかと思います。
生前整理は、家の中だけではありません。
戸建ての場合には、敷地内の植栽等の整理・処分も大切です。
長年かけて育て、愉しませてくれた植物たちを
何でもかんでも処分してしまうのは、心寂しいことです。
体力があるうちに、自分の好みを大優先にして、
本当にお気に入りの物だけ残して、愉しんでいくことが
いいのではないでしょうか。