ここで言う「おひとり様」とは、法定相続人がいない人です。
では、法定相続人とはどのような人のことでしょうか。
相続人の範囲は法律で定められています。
法定相続人とは
・常に相続人になる 亡くなった人の配偶者
・第1順位 亡くなった人の子供(代襲相続あり。孫、ひ孫 無制限)
・第2順位 亡くなった人の父母(父母がいなければ祖父母、曽祖父母)
・第3順位 亡くなった人の兄弟姉妹(代襲相続あり。甥姪まで)
上記の範囲になりますが、相続権を失った相続欠格者等が存在すれば、法定相続人から除かれます。
ここで言う「おひとり様」とは
上記の法定相続人がいない人のことです。
配偶者がいない 未婚の人、離婚して子供もいない、配偶者が先に逝ってしまい子供もいない人
父母もいない
兄弟姉妹もいない 一人っ子、すでに亡くなっている、いても疎遠である、いても頼れない頼りたくない
甥姪がいても 疎遠である、いても頼れない頼りたくない
それぞれ色々な事情があり状況は違うかと思いますが、おひとり様に該当することになります。
頼れる人がいない中で自分の意思を大切にしたいのであれば、おひとり様としての対策が必要になります。
自分一人ではできないこと、誰かに相談にのってもらいたいとき等色々な場面がでてきます。
例えば、急病で入院することになった、入院手続き、ペットがいれば誰に面倒を見てもらうか、入院中の雑事、
病状の説明を受けるときの事など色々なことがあります。1人だと不安?
不安だけではなく、一人じゃできないこともあるんですね。
病気だけでなく、思いもよらない事故、加齢とともに体力の衰え、認知症への不安等色々
どんなことが自分に降りかかってくるかなんて、誰にもわかりません。
だから、準備対策が必要なんです。