すべては元気なうちに!

なぜ?   元気なうちにじゃなきゃいけないの?

例えば、事故や病気で意識不明の状態になったりした時に、本人の意志が確認できないと

周りの人は判断に迷っていしまいます。判断できたとしても、有効とされるのか?

自分がその人の代わりに物事を決めてしまっていいのかも悩みますよね。

親子でさえ、本当にこの判断でよかったのか悩むことになります。

私も父親が入院した時、延命措置の確認をされたことがあります。そのような時は突然訪れます。

親が元気な時に、色々な話をして考え方や意思を理解していないと、判断に迷います。

家族親族であればまだしも、友人となると更なる問題があります。

最近の実話

私の友人の後輩の話です。私の友人をA、その後輩をBとします。

AとBは40年来の先輩後輩の仲です。ある時、Bが意識をなくし転倒し頭を強打して救急搬送されました。

Bは独身で、親兄弟は既に亡くなっており身寄りがいません。まさにおひとり様。

病院に呼ばれたのは、Aを含め数人の友人達でした。記憶障害等の症状があったものの

数か月後には奇跡的に退院ができました。Bは不動産業を営んでおり、仕事復帰が心配されましたが、

徐々に仕事も再開していた時に、今度は心筋梗塞で倒れ救急搬送されてしまいました。現在入院中です。

意識もはっきりせず、退院できたとしても、今回は施設等に入らないと無理そうな状況です。

退院しても、自宅での生活は一人では無理だろうし、仕事をすることも難しそうです。

友人とは言え毎日を付きっ切りになることもできません。

日常生活のこと、事業のこと、金銭問題等問題山積みです。

従兄弟と言う人が一人確認できたみたいですが、今まで疎遠であり余り関わりを持ちたがっていないらしいです。

後見人等の問題があっても、友人というだけでは何もできません。

とは言っても?

いくら元気なうちにとは言っても、なかなか難しい問題ですよね。

考えたくもない、自分はそんなことにはならない、何とかなるんだろ、誰かがやってくれる・・・・・

友人がたくさんいるから何とかなるだろうは、無理な話です。

「一寸先は闇」です。この先、いつどうなるかなんて、誰にもわかりません。

気が付いたとき、身近に起きた事実が身に染みた時が行動を起こすときです。

判断能力がある時です。託す人を決め、行動しましょう。

この記事を書いた人

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長妻光行

「ひとりじゃない!!を感じながら日々を過ごせるように」を目的に

2020年4月 一般社団法人クオリティライフサポート協会 設立

事務的な準備・対策はもちろんのこと、同じような境遇の人たちと繋がり、心豊かな人生を愉しめる「場」をつくりたい思い、この仕事を始めました。