「おひとり様」にはどんな不安があるのでしょうか?
若い頃、独身時代に一人暮らしをしていも、何の不安もなく過ごしていたのに、
いざ「おひとり様」となると色々なリスクが不安となって頭をよぎります。
しかしながら、すぐにそのリスクを実感したり対策をする人は、ほとんどいないのではないかと思います。
自分自身もそうでした。
自分にはまさか・・・、まだまだ先のことだ、何とかなるだろう等考えてしまいますよね。
今はこんな事を言っているが・・・・・
今から4~5年前になりますが、「老後の安心」に関するセミナーに参加したことがあります。
その時点ですでに「おひとり様」であったにもかかわらず、セミナーでの話に実感することなく
セミナー会場を後にしたことを思い出しました。そのセミナーの内容が「おひとり様」のためのということではなく、
「家族に頼らない・・・・」のような内容だったからかもしれません。
家族には頼らないと決心すれば、それなりの準備対策は必要になってきます。
そのセミナーも「おひとり様」の準備対策とほぼ同じような内容をだったはずです。
「おひとり様」のリスクをまだまだ実感せず、深く考えていなかったのだと思います。
しかし、「おひとり様」歴が1年1年増すごとに色々と感じることが増えてきました。
ついにきてしまった。一寸先は闇
そして、ついに来てしまいました。昨年の秋にまさかの緊急搬送の事態に。
いつかは現実になるかも、でもまだまだ先のことだと考えていたことが、本当に起きてしまいました。
犬を飼っているので、まさかの時の準備をしておかなくてはと思っていましたが、完全にたかをくくっていました。
しかし、今回は最高に運が良く、何とか乗り越えることができました。
入院時の保証人、入院中に必要な日常品の用意、病状説明時の同席人、ペットの世話、留守中の家のこと等。
退院時には迎えにも来てもらえました。
今回は、姉が色々動いてくれて助かりましたが、これから先のことを考えればいつまでも当てにはできません。
「まさか自分が」なんて思っていることが間違いなんだと、つくづく考えさせられました。