「おひとり様」とは

一概に「おひとり様」と言っても、受け取る人によって意味やイメージが違うと思います。

では、どんなイメージなのか?

単身者、1人で行動するのが好きな人、結婚しない人、一人暮らしの人、独身の人、離婚してひとり、

配偶者に先立たれ子供がいない人、ひとりで寂しそう、「ぼっち」と言われることもあるし他にも色々あると思います。

1人で飲食店に入る時に「おひとり様で~す」とも言われますよね。

ここで言う「おひとり様」「単身者」とは

私共がサポ-ト事業としてサ-ビスを提供させていただく「おひとり様」「単身者」とは、

単身一人暮らしで、いざという時に頼れる人・託せる人がいない人です。年齢、性別は関係ありません。

(いざという時? 事故や病気で入院せざるおえなくなった。加齢とともに体の自由が利かなくなってきた。施設に入居することになった。

   認知症になってしまった等々、一人の力ではどうしようもなくなった時。ペットを飼っていればなおさら。)

法定相続人がいない人や、いても頼りたくない・頼れない状況にある。

そして、たとえ意識がない状況になっても「自分の意思」を優先してもらいたい人。

  (何があろうとどうにかなるだろう、誰かが何とかしてくれるよ、とは考えない人)

決して知人・友人がいないということではありません。

色々なリスクを知人・友人に負ってもらうのは非常にハードルが高すぎると思います。

後々のことを考えれば、特に同世代であれば尚更頼るのはお互いに難しくなるでしょう。

私には姉・甥がいます。しかし、今は何かあつても面倒を見てくれると思いますが、10年・15年先を考えたら

姉にはそんな負担をかけられないと思いますし、甥に関してもそんなに負担はかけたくないと思っています。

高齢者の一人暮らしだけにリスクがあるのではない

高齢者といわれる年齢に達していなくとも、1人で生活していることに関して不安や悩み・危険があるのは同じです。

ベッドで寝ていてこのまま気を失ったら、「どのくらいで発見してもらえるかな」なんて考えたことありませんか?

先日テレビで聞いた話ですが、酒好きのシングルマザーが酔っ払ってから湯船につかり眠ってしまい、顔が水中に入って目が覚めた。

という話をしていましたが、危険極まりない行動です。ゾォ~としますよね。

私は、1人暮らしになってから「酒を飲んだら風呂に入らない」を徹底しています。シャワーだけでも。

家の中での急病・ケガをして119番できればいいですが・・・・・

私は経験上、トイレに電話の子機を置いています。

1人暮らしには色々な危険が潜んでいますが、事前に準備対策をできることがたくさんあります。

生活基盤を確立して、愉しい日々を送ろう

以上のように、ちょっと考えただけでも「おひとり様」には色々な不安や悩み・危険があることが多く、考えれば考えるほど色々出てきます。

気が付いていないこともあると思います。

不安や悩みをそのままにしてしておくのではなく、解決できることは事前に準備対策をするべきです。

生活基盤を確立して、後は安心して人生を愉しむ方がいいかも。

何をどうするかは、人それぞれ違うと思います。どうしようもない不安から順番に、自分に合った準備対策をお薦めします。

この記事を書いた人

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長妻光行

「ひとりじゃない!!を感じながら日々を過ごせるように」を目的に

2020年4月 一般社団法人クオリティライフサポート協会 設立

事務的な準備・対策はもちろんのこと、同じような境遇の人たちと繋がり、心豊かな人生を愉しめる「場」をつくりたい思い、この仕事を始めました。