送り火を焚き、今年のお盆も無事にお見送りができました。
そんなお盆の期間中に、ふと疑問に思うことが出てきました。
それは、今まで何の疑問も持たずにお供えし、その後食していた「餡子に包まれた食べ物」です。
春のお彼岸では「ぼたもち」、秋のお彼岸では「おはぎ」と呼ばれています。
では、「お盆の時は何と呼ぶの?」
「おはぎ?」それとも「ぼたもち?」と何故か急に頭をよぎったんです。
そもそも、お盆の時にもお供えしたり食べたりするものなの?とも疑問になってきました。
そして、調べてみたら
ネット情報によりますと
お彼岸に食べるイメージが強い「おはぎ」ですが、お盆に「おはぎ」を食べる人は66.2%と約7割。夏の風物詩である「そうめん」を食べる人は57.7%と半数以上いましたが、そうめん以上におはぎを食べる方が多いという意外な結果が判明しました。「おはぎ」には、魔除けの効果や五穀豊穣の祈願があると考えられており、ご先祖様にお供えされるようになりました。お供えした「おはぎ」は、仏壇から下げた後、食べた方が良いとされています。ご先祖様へ感謝しながら美味しく頂きましょう。
そして、普通に「おはぎ」と呼ばれているようですね。
今回スーパーで買ってきた物を見直してみても「おはぎ」となっていました。
「おはぎ」と「ぼたもち」は季節によって呼び名を使い分けているんですよね。
「春」は春の花として有名な牡丹からぼたもち(牡丹餅)
「秋」は秋の花として有名な萩からおはぎ(御萩)
その間の期間はどう呼ぶのかは特に気にしていませんでしたが、「おはぎ」と言う呼び方のほうが一年中耳にする
ような気がしますね。
「おはぎ」と「ぼたもち」の違いを知る前は、季節を問わずに「おはぎ」と言っていたと思います。
でも今回、「お盆でもおはぎ?」と何故か急に頭をよぎったのです。
長いこと、何の疑問も持たずにいたことが、急に「?」となることってありますよね。
疑問にも思わなかったというか、何も考えない程慣例としていたのかもしれません。