ストレスが体に良くないということは、かなり以前から言われていますが、あなたはどのように感じていますか?
私自身も体に起きた変化が、ストレスの影響だったのではと感じたことがあります。でもそれは、何年も後になって「あの時はもしかして?」と思いました。その時には、自分がストレスを受けているとは感じていなくとも、体は反応していたのだと今は思います。
新聞記事によると、ストレスが長期間続くと血液の流れが悪くなり、血流障害から低体温になってしまうということです。低体温になるほど、免疫システムの機能が低下し、細菌やウイルスから自分自身を守れなくなるのです。体温が免疫力に大きな影響を与え、体温が1℃下がると免疫力は30%も低下すると言われています。
世界的に平熱が36℃未満という「低体温」の人が増えていて、一番の原因はストレスで、日常生活での運動不足も原因の一つであると考えられています。低体温は、体内を酸化させて老化を早めるだけでなく、新陳代謝も悪くするのです。
低体温になると病気に対する抵抗力が下がるだけでなく、色々な病気を発症させ、さらに悪化を招くことになります。血流を上げ、体温を1℃あげるのは容易ではないということです。
正常な体温は36.5℃~37℃とされていて、体温が正常な状態こそ、免疫システムもホルモンの分泌も正常に機能します。
発熱と言われるくらい体温が高くなった状態は、体内に起きた異常を正常化するために免疫システムが機能している状態であると言えます。
体温を上げよう
健康で丈夫な体を維持するには、血流を良くして体温を上げることなんですね。
私は毎朝起きて最初に、血圧と体温を測っています。血圧はもう10年以上毎朝測っていますが、体温は1年半位前からです。入院した時も血圧と体温は、毎朝起床後看護師さんが測ってくれました。体温を測る意味はよく理解していなかったのですが、今回の新聞記事で理解できました。今は意味を理解して毎朝測っています。
特に、おひとり様にとって健康を維持することは大切なことです。
早い時期から、生活の基盤となる健康維持に気を付けて、いろいろなことに早期発見・対応ができるようにするべきです。