ピンピンコロリ? 聞いたことありますか?
ピンピンと元気だった人が、いきなりコロリと逝ってしまうことかな。
平均寿命より健康寿命。いかに健康で長生きできるかが理想的と言われています。
人生100年時代。いかに健康で自分の人生を満喫できるかが価値。
自分にとっても、周りの人にとってもそんなにいいことはないですよね。
長患いすれば、本人はもとより家族や周りの人たちも大変です。
ましてや、おひとり様にとっては大問題です。
ピンピンコロリならいいの?
おひとり様であれ、家族や身内の人が居る人であれ、元気であればいいと言う訳ではないようです。
同居者がいれば問題ないと思いますが、元気な一人暮らしの人注にとっては注意が必要です。
周りの人も元気なことに安心感があったり、本人も何とかなるだろうと思いがちです。
大事なのは周りとの距離感、どんだけ繋がっていてコミュニケーションが取れているかだと思います。
例えば、エンディングノートを一生懸命に書いても、それを書いたことや保管場所を伝えていないと意味がありません。
身内でも存在だけを知っているだけ関係なのか、交流があるのか、よく話をしているのか、それぞれだと思います。
ピンピンコロリとは言え、残された身内・親族にとっては、交流がないと何もわかりません。
突然の訃報に戸惑うばかりになってしまいます。
おひとり様にとっては・・・
単なる一人暮らしの人にとっては何とかなることでも、おひとり様にとっては、もっともっとハードルが高くなります。
一人暮らしの人にも言えることですが、おひとり様にとっては必須条件があります。
託す人を決めてコミュニケーションをしっかりと取り、自分の意思を伝えることです。常に繋がっていること。
そのうちの一つに、自分の遺体を引き取ってくれる人を法的に決めておくことです。
健康で託せる人がいることが、人生100年時代に人生を愉しめる人だと思います。
注:ここで言う「おひとり様」とは、単に一人暮らしの人ではなくて、「法定相続人がいなかったり、託せる人頼れる人がいない人」のことです。